用語解説

家督(かとく)の意味

家督(かとく)の意味

家督かとくとは、家を継ぐべきひと、後継のことを意味します。

家督の意味合いは、時代ごとに変化し、家父長制度が成立した、鎌倉、室町時代の家督とは、家長権を意味し、江戸時代になるとその家の財産や事業などの総体を指すようになります。

家督を継ぐ、というのは、単に財産を相続するといった現代社会の感覚とは違い、「家」に付随する事業や権利、義務などを継ぐことを意味します。

家督は、主に嫡男ちゃくなんが継ぎます。